ロケーション・アクセス方法
広州は、中国華南の最大都市として知られています。珠江デルタ地帯と呼ばれる地域にあり、3つの川の合流地点が広州です。 そのため、港湾都市としても有名で、商業的に栄えています。気候としては、亜熱帯性の気候・川の集中・湾岸部であることから、湿気が非常に高いです。また、年平均気温も高いため、高温多湿な地域となっています。広州白雲国際空港は、北京・上海と並んで中国国内でも最大規模の空の玄関口です。国内線はもちろん、多くの国際線が離発着しています。たとえば、北京から広州までは約3時間20分、上海からは2時間20分ほどのフライトです。また、空港から中心部までは空港バスが出ており、約1時間かかります(6~36元)。タクシーを使うともう少し早く着くことができ、約40~50分(約100元)です。
交通手段
広州の中心的な駅には広州駅と広州東駅があります。北京や上海、内陸部といった遠方への移動は、長距離列車が運行している広州駅が便利です。一方、広州東駅は主に短距離運行となっており、広州近郊、香港などに向かう際にはこちらを使います。広州市内の移動には、地下鉄やバスが便利です。まず、地下鉄は9路線が運行し、広州市内を網羅しています。ただし、未開業の地域もあるため、旅行時に開通しているかどうか確認したほうが良いでしょう。料金は区間制になっています。また、バスはかなり複雑ですが、停留所の表示はわかりやすくなっているため、下調べをきちんとしたうえで利用すると良いでしょう。料金はバスの種類(路線、トロリーバスや設備による違い)によって変わってきます。どのバスを利用するかも事前に確認しておきましょう。